RAB投稿スクープ
働く人紹介
青山 英次

放送局ならでは
コンプライアンスとは??

放送局ならではのコンプライアンス、それが「考査」です。様々な放送素材の放送倫理が守られているかを、放送前にすべてチェックするのが考査の仕事です。基準となるのが、放送基準解説書。番組・CM内容が、その放送基準に抵触していないかをチェック。放送基準解説書は、今や私のバイブルです。
その他、薬機法、景品表示法、健康増進法、各種・業界団体自主基準など、様々な法令と照らし合わせ、さらには、世の中の流れや情勢も把握し、放送内容が適正かを判断しなくてはなりません。
もし放送倫理違反の番組やCMが放送されてしまったらどうなるか・・・。
視聴者が、番組やCMから誤った情報を入手し、不利益を被る可能性があります。放送責任が問われ、放送局と視聴者との信頼関係が崩れてしまいます。より信頼される放送局であるためにも、考査という仕事は非常に重要です。かっこよく言えば、「考査は最後の砦・・・」ですかね(笑) 苦労して考査したCMをテレビで見た時、うれしくなります。
考査 = 放送倫理遵守 = 視聴者との信頼関係構築。視聴者ファーストの気持ちを忘れずに、日々、放送素材と向き合っています。
 
 

職業病??(笑)

考査の仕事について丸2年。アナウンサー時代とは違ったやりがいを感じています。
幅広いジャンルの番組・CM考査に対応するため、日々勉強やリサーチ。自分の中に新たな知識が増えていくことに充実感があります。全国の考査マン同士のネットワークもでき、人とのつながりが広がっていくことにも喜びを感じます。最近では、テレビを見てると、「この表示大丈夫??いや、ぎりぎりセーフかな??」など、違った見方をしてしまいます。ドラックストアでは、ついついサプリメントなどのパッケージ表示をチラ見し、化粧品売り場で立ち止まって見入ってしまうことも。化粧品通販やCM考査を通してかなり詳しくなり、妻が化粧品を選ぶ際に「この成分はおすすめ」なんてアドバイスも。
まさに職業病です(笑)
放送局には、表に出る仕事もあれば、陰で支える「縁の下の力持ち的な仕事」もあります。ただ、どの仕事も「職業病」になってしまうくらい、どっぷりと、のめり込んでしまうものばかりだと思います。そんな魅力ある放送局で、ぜひ一緒に働きましょう!!