放送局の営業?
放送局の営業ってどんな仕事か想像し辛いですよね。私も入社するまでしっかりと分かっていませんでした。放送局の営業の役割はCM枠を売ることです。様々な企業や団体にCMを放送しませんか?という提案をしてスポンサーになって頂きます。青森放送を含め民放局は、CMによる収入が会社の屋台骨となり番組が成立し、視聴者の皆様に情報を届けることができるんです。番組を作るディレクターやニュースを取材する報道記者とは違って直接制作に関わるわけではありませんが、放送に必要な仕事です。また、CMだけではなくRABまつりのブース提供や、ショッピングモールでのラジオ公開放送など、スポンサーの要望に合わせた広告活動の提案もします。相手の目的を押さえて適切な手段を提案することが大切です。
インターネット広告の発達により、スポンサーが広告を出す媒体はラジオやテレビだけではなくなってきています。そんな時代だからこそ、インターネットや発達し続けるデジタル技術を取り入れつつ、ラジオとテレビを使えるという青森放送の強みを活かした営業活動をすることが私の役割だと勝手に思っています。そんなことを一緒に考え、私が思いつかないようなことを教えてくれる仲間を待っています。
たくさんの出会い
放送局の営業は人との出会いがとにかく多い仕事です。社内の様々な部署はもちろん、スポンサーになって頂く企業の社長、広告代理店のメディア担当者、県庁などの行政で働く人、青森で活動するタレントさんなど、多種多様な人たちとの出会いがあります。あらゆる業界の人たちとコミュニケーションを取る機会が多いので、自分が知らない世界についての知見が深まります。相手の商品やサービスの特徴について理解することは営業として必要な事であり、営業の面白さの1つです。
私は本社の営業部勤務となる前は東京支社営業部という部署に6年間在籍しました。東京では同じ日本テレビ系列ローカル局の営業マンたちとの交流が深く、頼りになる系列の先輩や違う会社なのにいつも一緒にいた系列の同期との出会いがありました。自分と同じような境遇で地方から東京に集まってきている仲間に負けないぞ!という気持ちで仕事に取り組んでいました。地元のために一生懸命な日本全国の仲間との出会いは宝ですし、青森で働く今も仕事へのモチベーションをあげてくれる存在です。