RAB投稿スクープ
働く人紹介
福岡 啓吾

自分らしく仕事をするには

「つくる仕事がしたい」 これは学生時代、就職活動をしていて一貫していたことです。子供の時から創作することが好きでした。チラシの裏に絵を書いたり、プラモデルを作ったり、ブロックを組み立てたり、毎日毎日小さな「つくる」をずっと積み重ねていたんです。だから「つくる」ということが仕事にできれば自分らしさを発揮できるなと思っていましたし、何より楽しく仕事ができるだろうと考えていました。

縁あって青森放送で働くことができ、現在はCG部に所属し青森放送のCGデザイン全般を担当しています。例えば、夕方放送の報道番組「RABニュースレーダー」のオープニングCG、バーチャルシステムを使ったリアルタイムCGの制作やテロップデザインを担当しました。また放送以外でも「青森放送アプリ」のUIのデザイン、「RABオンラインショップ」のグッズデザインなども担当しました。
 
 

「生きている映像」を生み出す仕事

パソコン上でのCG制作画面というのは無機質で冷たい感じがあります。青森放送のキャラクター「らぶりん」をCGでアニメーションさせることがあるのですが、画面上ではあやつり人形のようで生気がないんですね。ところが動きを加えたり、顔の表情を加えたりするうちに「お?こいつ…生きているな」という瞬間がきます。この命が吹き込まれる瞬間というのはCG制作をしていて最も気持ちいい瞬間です。

じつは私は学生時代CGやデザインの勉強をしていたわけではありません。CGに関するスキルはすべて入社してから勉強しました。1000ページぐらいあるCGソフトの解説書を家に持ち帰って読みこんだこともありました。そういう努力を苦に思ったことは一度もなかったです。むしろ得た知識を仕事でどうやって使おうか考えるのが楽しかったですね。
それはやはり「つくる」を仕事にすることができたからだと思っています。