東北農民管弦楽団の演奏会が2月25日(日)に
青森市浪岡の「中世の館ホール」で開催されます。
けさは楽団の代表を務める白取克之さんに
お話を聞きました。白取さんは弘前市百沢で
「岩木山麓しらとり農場」を経営する野菜農家です。
東北農民管弦楽団は70名の団員で構成されていて、
農家はもちろん農学部の学生や卒業生、農協職員、
肥料や飼料の会社、農機具メーカーに勤める人それに
お米屋さんなど何かしら農業に関わっている人たちで
2013年(平成25年)に設立されました。
白取さんによると、宮沢賢治のふるさと岩手県花巻市を
拠点に「農閑期」に練習や演奏会を開催しています。
練習の時に全員がそろわないなど苦労もありますが、
一方で農業に関わる様々な人がいて最新の技術など
情報交換を出来る良い所もあるそうです。
農民の生活に根ざした作品を作った宮沢賢治に
共感するメンバーも多く、白取さん自身も小学生の時、
賢治の童話をよんでファンになり、中学時代には
「セロ弾きのゴーシュ」に魅了されチェロをはじめ、
賢治に影響されて農家を志し農学部に進んだそうです。
また、今回の演奏会と同時開催で、
農民の暮らしを描き続けた常田健さんの美術館
(現在休館中)を無料開放したり
団員自慢の直売コーナーも開設するそうです。
演奏会に向け真剣に取り組む意気込みが、
白取さんのお話から伝わりました。
素晴らしい演奏会になりますように。 (GG大友)
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