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おとらじ便り

国土交通大臣賞受賞!

2024.2.14

青森空港は
1964年(昭和39年)に開港しましたが
標高198mの山腹に位置するため
冬季間は雪のため閉鎖さていました。
1981年(昭和56年)除雪隊が結成され
通年運用が出来るようになりました
結成以来除雪の遅れなどの欠航はなく、
その技術は高く評価されています。
隊列を組んで除雪する様子が航空自衛隊の
「ブルーインパルス」に似てるところから
2013年「ホワイトインパルス」と
名をつけ冬の青森空港を守っています。



その「ホワイトインパルス」が
「インフラメンテナンス大賞」の
国土交通大臣賞を受賞しました。
受賞理由には「ホワイトインパルス」と愛称をつけて
決められた時間に除雪作業をおわらせる技術力、
チームワ―クをメディアやSNSを通して行った
広報活動が除雪に対するイメージを深め
公共施設の維持、管理に関心を広めたと評価されました。

青森空港1 (002).jpg

先日、青森空港送迎デッキに行ってきました。
除雪は行われていませんでしたが、駐機場脇に
除雪車両が並んでいました。積雪時の除雪作業は
34台の車両が3000mの滑走路、誘導路、駐機場など
55万平方ⅿを僅か40分で除雪するというから驚きです。

青森空港2 (002).jpg

きれいに除雪された滑走路に大阪からの便が到着して
除雪車両の前にある誘導路を駐機場に向かっています。
除雪は雪の量や質も違い多い時には
1日に6回も出動することもあるそうです。




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名の隊員が活動していて冬以外は農業や土木作業に
従事している皆さんです。最近は県外からも加入希望の
問い合わせもあるということです。
「我々が青森空港を守っている!」という気概を
感じられる「ホワイトインパルス」ですね。
一度、動画サイトで除雪作業の様子を見て下さい。
隊列組んで除雪にあたる迫力とスピードに
感動してしまいますよ!         (GG大友)

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