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カラフルで人気!「津軽こぎん刺し」のいま

2017.10.6
約300年前から、津軽の文化として根付いている「こぎん刺し」
寒冷な青森は綿花栽培に適さず、麻で衣類の作るのが一般的でした。
麻の生地は隙間が多く、寒かったのです。
そこで、生地の目をつぶすように糸を縫い付けることで、保温性も上がり、擦れなどの耐久性も向上。
まさに、津軽の生活の知恵から生まれたのが「こぎん刺し」なんです。

弘前で70年前からこぎん刺しを製作している弘前こぎん研究所。
着物の帯に使う布は、今でも織り機で人の手で織られています。

色は定番の紺色をはじめ赤やピンクなどカラフルなものが増えました。
スマートフォンケースもあったり、ワンポイントの刺繍が可愛いと
若い人にも手に取ってもらえるようになったんです。

手にとってもらわないことには伝統は無くなってしまう。
伝統の模様と新しい要素を掛け合わせ、これからも続いていく「津軽のこぎん刺し」です。

店名 : 弘前こぎん研究所
住所 : 弘前市在府町61
電話 : 0172-32-0595
営業 : 午前8時30分~午後4時30分
定休 : 土・日・祝日
商品 : (写真左上)手付き巾着 10800円(税込)ほか
弘前こぎん研究所でも商品購入可

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