「ピンク」の次は「こぎん」!
2023.6.12
昨年10月に車内の座席・床・天井もピンク一色した
「ピンク電車」を走らせた弘南鉄道が、
この6月1日から、こぎん刺しの柄をモチーフにして
ラッピングした「こぎん電車」を
大鰐線(中央弘前~大鰐間)で運行しています。
車両正面には青のこぎん刺し模様帯がラッピングされ
先頭を示す大鰐線と書かれた「ヘッドマーク」にも
こぎん刺し模様の岩木山のイメージが描かれています。
津軽圏域14市町村の観光客誘致キャンペーンである
「ツガル ツナガル」の企画の一つとして、
来年3月末まで運行されます。
電車に乗り込んでみたら、
なんとドアの内側にこぎん刺しを
アレンジした模様がラッピングされていました。
↑ は「りんご」をイメージしたもの。
沿線に咲く「アジサイ」がデザインされているもの。
そして「さくらの花びら」です。
りんご園のそばを走行するこの路線は
「りんご鉄道」とも呼ばれ、
車窓の風景と津軽独特のこぎん刺しの
ラッピングが、津軽をうまく演出していて
観光客には喜ばれると思いましたね。
さて、帰りに乗った電車は
「HIROSAKI RENNGASTORY」といって、
弘前れんが倉庫美術館のPRをしている電車でした。
車内の座席の下とドアの所に
レンガを敷き詰めたようなラッピングがされて、
美術館のレンガの歴史を電車に乗って知る事ができます。
沿線の流れる風景と一緒に楽しめるラッピング電車、
ちょっとした小旅行の気分で乗ってみるのも
楽しいと思いましたね。 (GG大友)