北海道・北東北の17の縄文遺跡が7月にも世界文化遺産に
登録される見通しになりました。青森県内の8遺跡が含まれています。
そのひとつ青森市野沢にある縄文時代後期(約4000年前)の
小牧野遺跡に行ってきました。
縄文の人たちが大小の石を組み合わせて、円形にならべた環状列石が特徴で、
直径55mにもなる大きなモニュメント(記念物)で、
祭りや祈りの場として使われたとも言われています。
楕円形の石と平たい石を数段積み重ねて並べられています。
その数2900個と言われています。それにしても相当な時間と
労力をかけて作りあげたのでしょうね。それを考えると凄いことだと思いますね。
さて、こちらは遺跡のある場所から1.5キロほど離れた所にある
「縄文学び舎・小牧野館」平成24年閉校になった野沢小学校を改修して
遺跡からの出土品の展示や保管を行う施設で無料で一般に公開されています。
当時の廊下や教室を使って展示されています。
こちらの方は小牧野館副館長の後藤公司さん。
コロナ禍前は年間2万人ほどの見学者だったが、昨年から今年になって、
大幅に落ち込んでいる。文化遺産の登録になれば見学者も増えるだろうが、
むしろコロナ終息後に備えて展示内容や紹介の充実をはかりたいと話していました。
すでにタクシーの運転手さんや青森市議会議員さんたちも
遺跡の勉強に訪れているそうです。
縄文遺跡群の世界文化遺産登録の動きは青森県民の誇りとしたいですね。
おまけの写真です。
縄文の学び舎・小牧野館のミュージアムショップで見つけた
「遮光器土偶メガネ(木製)」です。
孫にメガネをかけて見せたら喜ぶと思ったら、
「コワイ!」とかたまってしまいました。 (GG大友)
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