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おとらじ便り

「いも師匠」... すごッ! うまッ !

2024.3.15

青森市佃に昨年9月にオープンした
「いも師匠」
という焼き芋専門店があります。


平日午前10時から午後5時までの営業で
「売り切れ次第閉店」という人気店です。

いも師匠1 (002).jpg

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秋山さんからこの店の焼き芋を頂きました。
家に帰って家内と半分にして食べてみたら...
一瞬、間があって、
同時に「甘いねー!」と声が出ました。
「スイートポテトのよう!」とも。
秋山さんは、ずっと行きたいと思っていて
やっと願いが叶い ➡ 味と食感の良さに大感激!
GG大友に紹介してくれました。
そこで、早速「いも師匠」に行って来ました。

いも師匠2 (002).jpg

経営者の菅原和喜(かずよし)さんです。
お店に併設する障害者の働く機会を提供する
「福祉ステーション」の社長も務めています。


店内には「ねぶたの面」が飾られていますが、
実はこの焼き芋店、当初ねぶた師の北村春一さんが
コロナ禍でねぶた祭が中止になった時期に
安定した収入を得るため副業として開店準備をして
いましたが、ねぶた祭が通常開催になって、
本業のねぶた制作が忙しくなり、いとこにあたる
菅原さんが引き継ぐ形で開店したものです。



北村さんは毎年茨城県つくば市で開催される
「つくば祭り」にねぶたを出品していて、その時
差し入れで頂いた焼き芋の美味しさに感動。
焼き芋店をやりたいと、茨城のさつまいも農家で
収穫体験と焼き芋作りを学んだということです。

いも師匠3 (002).jpg

「いも師匠」のさつまいもは、
茨城県産の紅はるかを使用していて、約1年熟成させ
糖度を上げて丁寧に焼き上げたものを冷凍にして
送ってもらい、お店で再度焼き上げて提供しています。
そのためか、皮にまで芋の甘い蜜が染み出て
やわらかく、皮ごとペロリと食べられます。
値段は300gで500円でした。

いも師匠4 (002).jpg

お店の袋には、焼き芋をイメージした折り紙が!
これは就労施設「福祉ステーション」の
利用者さんが作った物です。ほかにも
看板の制作や袋のハンコ押しなどを手伝っています。



店名の「いも師匠」は
焼き芋業界のトップを目指す意味で名付けたそうです。
また、ねぶた師の北村さんの意志を継いで、店内に
「ねぶたの小さな作品を展示するギャラリーも作りたい」
と経営者の菅原さんは話していました。
本当に美味い「いも師匠」の焼き芋でした。(GG大友)

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