RAB投稿スクープ

朝から おとらじ!

おとらじ便り

「ルビンのこけし」里帰り展示

2023.3.3

ルビンのこけし1 (002).jpg
昨年10月東京銀座の松屋デパートに展示され
人気だった「ルビンのこけし」が黒石市に里帰りして、
こみせ通りにある「津軽こみせ駅」の
ショーウインドーに110体が展示されています。
ルビンのこけし2 (002).jpg
松屋デパートでの展示は地域の魅力や伝統に根ざした
「モノ」を店内に装飾する地域共創の一つとして、
黒石市と共同で取り組んだ企画です。

日本を代表するグラフィックディザイナーである
佐藤卓(たく)さんがデザインして、
津軽こけしの名工である阿保六知秀(むちひで)さん
正文(まさふみ)さん親子が製作しました。
ルビンのこけし3 (002).jpg
デザイナーの佐藤さんが、こけしとこけしの間にある
隙間に注目、壺のシルエットが向き合った人の顔にも
見える「ルビンの壺」にちなんで「ルビンのこけし」
と名付けられたそうです。


デザインを見た阿保さんは「斬新さに戸惑ったが、
こけしファンの底辺を広げることには意味がある」と
引き受け製作したと話していました。凹凸をうまく
使った新発想の「ルビンのこけし」を見てきましたが、
1体1体に丁寧な手作業の味わいと、伝統を残しながらも
新しいこけしに進化しているのを感じましたね。何よりも
カラフルな色合いと可愛らしい表情にほっこりしました。
ルビンのこけし4 (002).jpg
この「ルビンのこけし」は315日まで
黒石市「津軽こみせ駅」のショーウインドーに展示、
夜はライトアップもされています。また黒石市の
ふるさと納税の返礼品としても選定されています。
                  (GG大友)

前の記事へ

次の記事へ

月間アーカイブ