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おとらじ便り

「家族で防災訓練」

2024.3.11

今日311日は東日本大震災から13年になります。
決して忘れてはならない日でもあります。そして、
11日の能登半島地震の被災地では復旧・復興までは
相当の時間を要するといわれます。自分自身や家族の
安全を守る防災対策の必要性が身近に感じられました。




そこで、GG大友宅で停電を想定したミニ訓練を
実施しました。参加はGG大友(77歳)妻(70歳)
娘(39歳)孫(7歳の男の子と7ヵ月の女の子)です。
娘の夫は仕事で不在。


夕方5時半、暗くなってきました。家中の電気を
消して暖房は反射式ストーブだけ。明かりは2個の
ランタンと懐中電灯を用意して夕食が始まりました。
7歳の孫が「明るさが広がるよ」と懐中電灯を立て
その上にペットボトルを設置、なるほど光が反射して
明るさが増しました。グッドアイディアでした。

GG宅避難訓練1 (002).jpg


食事はアルファ米を使った備蓄食料を食べることに、
袋内側の注水線まで水または熱湯を注ぎ,水の場合は
1時間、熱湯では15分ほどで出来上がります。
様々な種類が売られているようです。


「五目ごはん」は油揚げ、乾燥ごぼう、人参、椎茸、
こんにゃくなどが入っていて熱湯で作りました。
ホクホクの出来上がりで美味しかったですよ。
一袋260gで軽く2人分ほどあります。
「田舎ごはん」も椎茸、しめじ、たけのこなどが
入ってこちらも美味しく非常食とは思えない
しっかりした味でした。

GG宅避難訓練3 (002).jpg

温めずに食べられる「野菜カレー」も食べてみました。
ストーブで沸かした熱湯で作った「白米」に
冷たいカレーをかけて、味は子どもも食べることから
辛さを抑えたまろやかなカレーに仕上がっています。
食後には食器を洗わずにすむ様にラップを敷いて
食べました。水が不足した場合の工夫のひとつです。
備蓄食品の賞味期限は来年4月まででしたが、消化して
減った分を買い足す備蓄法「ローリングストック」を
して新たな食品を備えることにしました。

GG宅避難訓練4 (002).jpg

ミルクや離乳食を作る時は暗くて困ったり、暗さに
不安になって下の孫が泣き出す場面などありましたが、
被災地では想像以上の困難があったと思われます。
GG宅での小さな防災体験でしたが、
役立つ時はきっとあると思っています。



「災害は忘れた頃にやってくる」ではなく
「忘れずにやってくる!」この言葉がまさに
今住んでいる所にも当てはまることがあるかも。
常に災害を意識し備えを十分にする心構えが大切です。
次回のミニ防災訓練は
ビニール袋と凝固剤、消臭剤の入った
非常用トイレの使い方を練習してみます。(GG大友)

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