みちのく人形展を見てきました
2021.2.17
弘前市立博物館で開催中の「みちのく人形展」では
江戸時代に流行した古典的な雛人形を中心に
郷土のこけしや土人形が展示されています。
城下町弘前らしく旧家に伝わる雛人形から
こちらは「享保雛」
江戸時代中期に町人を中心に流行したもので明治時代まで作られたそうです。
女雛の袴に綿を入れてふくらませた所や面長が特徴と言われています。
「古今雛」です。 江戸時代後期、江戸の街で流行した雛人形。
女雛の袖に金糸や色糸で刺繍するなど、
豪華な雛人形で目にガラスをはめこむ技法も使っていたそうです。
「次郎左衛門雛」です。
京都の人形師、雛屋次郎左衛門が創始者てといわれ、
黒髪と細い長めの目、鉤状(かぎじょう)の鼻が特徴で、
江戸後期に大変もてはやされた雛人形と言われています。
会場には江戸時代の疫病退散のお守りに使われた「虎張子」や「赤べこ」
災いが去る、病が去るにかけた「猿人形」も展示されていました。
雛人形を見ながら、しばし優雅な気分になれましたよ。
みちのく人形展は3月21日まで。観覧料300円。
(GG大友)