「田んぼアート」が見頃です!
2023.7.26
今年30回目となる田舎館村の「田んぼアート」が
見頃だというので行ってきました。(7月19日)
7色10種類の苗を植えた「田んぼアート」です。
第1会場の田舎館村役場の展望台から見た今年の作品。
生誕120年を迎えた、
青森市出身で世界的な版画家棟方志功の「門世の柵」
オランダの画家フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
稲の成長と共にくっきりと
浮かび上がって見え見事な出来栄えですね。
展望台に上がった見物のお客さんは
「これだ!これを見たかったんだ!」と大声で叫んだり、
外国からのグループ客は「ワァオー!」と感動した様子。
この日は平日でしたが、
展望台に上るエレベーターには行列が出来ていました。
第2会場は道の駅いなかだて弥生の里にあります。
こちらは、世界で累計5億部の発行部数を誇る
大人気漫画「ONE PIECE」の一場面。
躍動感と迫力がありますね。
さて、こちらの写真よく見て下さい!
「ONE PIECE」の中に人の姿が見えませんか?
何の作業をしているか聞いたところ、
設計図をもとに田んぼアートを作る際に
絵の輪郭が分かるように使われていた、約1000本の
茅(かや)とビニールテープの除去作業だったのです。
暑い中、こんなご苦労があることを初めて知りました。
7月31日には
「全国田んぼアートサミット」が開かれ
県内外から150人が参加するそうです。
2つの会場を結ぶシャトルバス「たさあべ号」も
忙しそうに走っていました。「田んぼアート」は
8月中旬まで見頃が続くそうです。 (GG大友)