田舎館村「石のアート」に棟方志功さん
2023.6.19
田舎館村の「田んぼアート」と共に制作される
「石のアート」に世界的な版画家棟方志功さん
が選ばれ6月10日から公開されています。
「石のアート」は白、黒、グレーなどの小石を
並べて肖像画を作ります。2015年に始まりこれまで
「高倉健」「石原裕次郎」「美空ひばり」
「ダイアナ妃」「男はつらいよ・車寅次郎」
など著名人を題材にして制作してきました。
棟方志功さんの石のアートです。
1956年(S31年)に撮影された52歳の時の
志功さんの表情です。田んぼアート第2会場の
「弥生の里」に展示されています。今にも、
志功さんの声が聞こえてくるような作品です。
笑顔がいいですね!
5月初めに測量を始め、今月6日に敷き詰めが
終わったそうです。近くで見てみると着物の柄などに
細かな技術が見て取れます。志功さんの石のアートの
横にはマンガで有名な
「ONE PIECE」の田んぼアートが作られます。
一方、田舎館村役場前の「田んぼアート」には、
これも棟方志功さんの作品
「門世の柵(もんせいのさく)」と
オランダの画家・フェルメールの
「真珠の耳飾りの少女」が制作されています。
役場の展望台から見ると現在15%ほどの出来で、
お盆前後には見頃になるとガイドの方の説明でした。
「石のアート」の志功さんの肖像と「田んぼアート」の
作品は棟方志功生誕120年を記念して作られました。
見頃を迎えた頃、食用米、古代米、鑑賞用米を使った
7色の稲がどんな色合いになるか楽しみです。
(GG大友)