黒石市の津軽こけし館で開催された
「全国伝統こけし工人フェスティバル」に
行ってきました。(10/16)
今年で35回目を数える恒例の行事です。
大小、様々なこけしが展示・販売されていました。
山で木材を挽きお椀やお盆を作っていた
「木地師(きじし)」と言われた人たちが、
子供向けの木の人形を作ったのが
「こけし」の始まりと言われます。
今回は津軽系(青森県)南部系(岩手県)
遠刈田系、鳴子系、弥次郎系(宮城県)の5系統、
19人の工人の作品が参加し伝統的なこけしの他に、
遊び感覚にあふれたこけしや木地玩具も
たくさん展示されていました。
写真は遮光器土偶をこけしにしたもの、
パッチリと目を見開いた可愛いいこけし、
りんごをかじった後の芯に顔を書き込んだような、
これもこけしです。GG大友の干支イニシシの置物、
コマを回して倒れた先で運勢を占う木地玩具など。
10月31日のハロウィーンにちなみ、
こんなこけしもありましたよ。
こけし工人会の
阿保六知秀(むちひで)会長に話を聞きました。
「この催しは単なる販売会ではなく、こけし工人と
話をかわしながら、作品を選ぶことが出来る。
自分たちもお客さんの要望を聞きながら、切磋琢磨
できる場でもある。また、同じ工人と情報交換できる
大事な場でもある」と話していました。
若いこけし工人や女性の工人の方もいて、
伝統を守りながら、新しいアイディアの
こけし作りにも努力している様子が感じられました。
(GG大友)
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