弘前市土手町にある「一戸時計店の時計台」は
街のランドマーク(目印になるような建物)
として多くの市民に親しまれてきました。
1920年(大正9年)時計店として開業、
店は代々引き継がれてきましたが、
2018年閉店してから空き店舗となっていました。
このままでは朽ちてしまうと
中土手町商店街振興組合がクラウドファンディングを
活用して建物の維持管理の費用を募った結果、
ほぼ目標を達成し10月末には振興組合の事務所として
活用されることになったそうです。
一方、赤いとんがり屋根の時計台は
故障も多く老朽化が目立って来ていました。
そこで、弘前市内でレコード店
「JOY―POPS(ジョイポップス)」を経営する
齋藤浩さんが旧知の美術家である奈良美智さん
(弘前市出身)に相談、時計台のメンテナンス費用を
集めようと奈良美智さんデザインの
オリジナルTシャツを販売しました。
Tシャツ企画を始めた齊藤浩さんです。
奈良美智さんデザインの女の子と
頭の上のとんがり屋根の時計台、
何とも可愛らしいではありませんか。
もう一つTシャツの裏の首元にデザインされた
「一戸時計店」の文字は
長年使用されていた店の文字商標で
歴史を留めたいとする奈良さんの想いと感じました。
古いものを残そうと思う弘前市民の応援もあって、
このTシャツは人気ですでに完売しましたが、
今月の中旬から再販する予定だそうです。
(GG大友)
おとらじ便り
最新記事
番外編②【おとらじ倶楽部】発足!?
2024.10.1
番外編①『9/30・旅空』要チェック ♪
2024.9.27
6年間ありがとうございました!
2024.9.27
D 秋山より ...
2024.9.26
おとらじプレイバックPARTⅡ~ ♪
2024.9.23
月間アーカイブ