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番組審議会とは

放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、

・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる

ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。

審議委員名

委員長    磯 山 隆 幸(写真家)
坂 本   徹(NPO法人日本人財発掘育成協会理事長)
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長)
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長)
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事)
平 野 陽 児(東奥日報社 デジタル局次長)
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役)
粒 来 和 成(デーリー東北新聞社 編集局報道本部長)

※ 川嶋委員と平間委員は意見書面提出での出席

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番審②.jpg

番審③.jpg

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第650回番組審議会
青森放送では3月に第650回番組審議会を開催し、『一年を振り返って』をテーマに、

今年度審議した番組をはじめ、青森放送のラジオ、テレビ番組全般について審議しました。



【今年度審議した番組】


◆4月  『 第52回 青森県手踊名人決定戦 』


◆5月   『 らじ丸にっち! 』


◆6月   日本のチカラ『 あのあおぞらをもう一度 ~津軽海峡に旗を振れ!~ 』


◆7月  『 光が照らす場所 ~目が見えない人のデイサービス~ 』


◆9月   『 もうひとつのベースボール ~阿部翔太(あべ しょうた) ゼロからイチへの挑戦~ 』



◆10月  ダイドーグループ日本の祭り『 明日に向かってヤーヤドー ~幽玄の美 弘前ねぷたまつり~ 』


◆11月 『 らじ丸にっち! ~つどって歩いて黒石編~


◆12月 『 RABラ・テ2023 
        ~開局71年目スタート 今までもこれからもWith青森 年に一度の大感謝祭~


◆2月 『 2023 RABラジオチャリティ ミュージックソン

審議委員からの感想・意見

  • 「多様化するメディア」を痛感した一年。
    新しい時代に対応でき得るメディアの特性を生かした番組作りに感心した。
    視覚障がい者や弱者に寄り添い、ともに考え、ともに提言してきた、
    「長い時間をかけて培われた歴史と伝統」ある番組作りは青森放送の神髄でしょう。
  • 社会の中で、場合によっては弱者となるハンディキャップをもつ方々の継続取材や、
    青森で新しいことに挑戦しようとする若い世代を積極的に番組に起用、応援する姿勢は
    番組制作でとても重要。地元の情報や生活情報は、県民が元気を取り戻すための力・栄養素になる。
  • 「RABラジオチャリティ ミュージックソン」は、どのコーナーも興味深かった。
    ダイジェストが特番にならないものかと思うほど面白くて勉強になった。
    若手が非常に頑張っており、若手が育つ環境・良い社内機運になっていると感じた。
    未来志向のテーマ、議題番組を楽しませてもらった。
  • 弘前ねぷたまつりの裏側にも光をあてた番組に非常に興味をそそられた。
    町内で作る本来の姿・地元の文化を守ることにも光をあて、重要な問題点にきちんと焦点を合わせていた。
    障がい者を継続取材しているのもRABならでは。
    「行ってみなければ、直接ふれてみなければ実感できないことがたくさんある」そういう日常をどんどん取り上げてほしい。
  • 学ぶことができて、感動することができた議題番組の数々。今後も期待したい。
    全国制覇した青森山田高校サッカー部に関しては、「雪国」を殊更強調するのではなく、
    強豪チームであり続ける理由・切磋琢磨する選手たちの「光と影」も深く掘り下げてほしい。
    県内の他チームも取り上げて、子どもたちの励みになるような番組制作・報道をお願いしたい。
  • 小さなことにも納得するまで何度も丁寧に向き合っている。制作現場が「思いやり」を大切にしている。
    障がい者に寄り添って、互いに理解を深めながら、さりげなく問題提起をしている。人への寄り添い方に深さを感じる。
    「もうひとつのベースボール」は、青春の清々しい汗を感じた。番組を通して社会を勉強している。
  • 「人」にスポットをあてたドキュメント番組に感銘を受けた。その後どうなっているのかも気になるので、
    追跡取材をお願いしたい。「らじ丸にっち!」は、非常にチャレンジングな番組。
    インターネットやSNSとの絡み、今後の展開でどんな進化をしていくのか楽しみであり、期待している。
  • 若手の奮闘が目立った。粗削りであっても見応え・聞き応えがあった。熟度を増していけば、
    さらに期待ができるだろう。「日本のチカラ」は、町おこしのその後を取り上げた意味が大きい。
    「らじ丸にっち!」は、ディレクターの狙いが当たっている。他者も良い意味で影響を受けているだろう。
    白神山地の特番は一本筋を通した印象を受けた。制作し、放送した意味があった。