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番組審議会とは

放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、

・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる

ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。

審議委員名


委員長    磯 山 隆 幸(写真家)
坂 本   徹(NPO法人日本人財発掘育成協会理事長)
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長)
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長)
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事)
平 野 陽 児(東奥日報社 デジタル局次長)
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役)
粒 来 和 成(デーリー東北新聞社 論説委員会副委員長)
        ※ 坂本委員、川嶋委員はリポート提出

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第624回番組審議会

青森放送では、7月1日に第624回番組審議会を開催しました。委員8人、社側8人が出席し、ラジオ番組、「ふれられない日常~視覚障がいとコロナ禍~」(5月23日放送)について審議しました。

番組内容:視覚障がい者は音による情報に加え、点字のように物に触れて周りの状況を確認しています。新型コロナウイルスがまん延する中、物に触れる機会が多い視覚障がい者は感染リスクが高いとされます。また、第三者に誘導してもらう「同行援護」は腕を組むようにして歩くため、ソーシャルディスタンスを保つ観点から援護が受けにくくなっています。感染の疑いがある場合にも、健常者と同じようにPCR検査会場に出向いて検査を受けることができるのか不安だといいます。新型コロナウイルスの感染対策をめぐり行政やメディアから取り残されていると感じる視覚障がい者も少なくない中、RABラジオは1年以上にわたり一緒に取材を重ね放送を続けてきました。これまでラジオが伝えた声を、視覚に障がいのある方々の取り組みを紹介します。

審議委員からの感想・意見

  • コロナ禍により物に触れられず、情報を得ることができない視覚障がい者の苦悩がどれほどのものか気付かされた。気付かない部分に光を当てて問題提起する意義のある番組。
  • 同行援護が受けられなかったり、行政手続きのために個人情報を第三者に託さざるを得ない不安など、視覚障がい者が直面する現実を伝えている。
  • 行政が十分な手当てをしていないのではという問題の根深さを感じた。多くの人に聴いてもらいたい番組。
  • 「このまま取り残されてしまうのだろうか」というひと言が、とても心に響いた。
  • 行政がどう支援すべきか、周囲のどういう行動が助けになるのかも取り上げてほしかった。
  • 多くの声を紹介することによって、多くの悩みと苦労が伝わった。
  • 登場する人たちの声が明るい。前を向いてコロナ禍に立ち向かっている姿から元気と勇気をもらった。
  • 視覚障がい者の日常に取材マイクがやさしく寄り添い、リアルに伝えている。社会性が高く聴き応えのある番組。