番組審議会とは
審議委員名
委員長 | 磯 山 隆 幸(写真家) |
副委員長 | 坂 本 徹(教育問題アドバイザー) |
遠 山 良 雄(デーリー東北新聞社 編集局資料室長) | |
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長) | |
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長) | |
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事) | |
平 野 陽 児(東奥日報社 編集局 生活文化部長) | |
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役) |
青森放送では、去る11月1日(金)に第607回番組審議会を開催し、委員8人社側6人が出席しました。
今回はラジオ番組『86歳のアコーディオン 』を審議しました。
(番組内容)
十和田市に住む藤田みつさん(86歳)は毎月15か所もの老健施設や老人ホームなどをボランティアで慰問しています。みつさんが携えているのは重さ5キロのアコーディオン。身長140センチの小柄な彼女には大きくて重い楽器ですが、明るい笑顔と元気な声で演奏します。童謡、唱歌、演歌、民謡など、みつさんのレパートリーは約4000曲。お年寄りたちのリクエストに応えて昔懐かしい曲を歌い、思い出の時間を共にしています。
施設では認知症のお年寄りも多いのですが、みつさんと一緒に歌うことで様々な想いが交錯します。自分が若かったころのこと、亡くした友達のこと、介護をしてくれる家族のこと・・・。みつさんは、人のためではなく自分のためにボランティアをしていると言いますが、彼女のアコーディオンに癒され、笑顔になり、元気を取り戻すお年寄りたちがいるのも事実です。
入所者と家族をつなぐものとは何か? 24年間にわたり藤田さんを歌い続けさせてきたものとは? 86歳のアコーディオンとともにラジオのマイクが施設をたずねました。
審議委員からの感想・意見