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番組審議会とは

放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、

・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる

ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。

審議委員名

委員長    坂 本   徹 ( 北里大学 獣医学部 教職課程 教授 )
副委員長 平 間 恵 美 ( NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事 )
  川 嶋 大 史 ( つがる市観光物産協会 会長 )
  上 村 鮎 子 ( 十和田乗馬倶楽部 代表取締役社長 )
  平 野 陽 児 ( 東奥日報社 執行役員 デジタル局長 )
  成 田 幸 男 ( 陸奥新報社 代表取締役社長 )
  粒 来 和 成 ( デーリー東北新聞社 青森支社長 )

       ※上村委員・平野委員は意見書面提出での出席

3月番審-①

3月番審-②

3月番審-③

3月番審-④

第670回番組審議会

青森放送では、3月4日に第670回番組審議会を開催し、『一年を振り返って』をテーマに、

今年度審議した番組をはじめ、青森放送のラジオ・テレビ番組全般について審議しました。


【2025年度・議題番組】

◆4月
『 とびっきり!  唄と踊りの福袋  歴代王座・名人  夢の大競演!!  一足早い  新春民謡大祭典2024 』

◆5月
   NNNドキュメント’25  『 光が照らす場所  見えない日々のその先に・・・ 』

◆6月
『 RABニュースレーダー 』

◆7月
『 らじ丸にっち! ~歩いて聴かせて油川編~ 』

◆9月
『 RAB耳の新聞スペシャル  寄宿舎放送クラブ 』

◆10月
『 80年目の夏 ~青森に生きる二重被爆者の今~ 』

◆11月 
『 栗原はるみ・心平の青森の夏いただきます! 』

◆12月 
『 あなたと見た風景  ~ 目の見えない初江さんと時のうつろい ~

◆2月

   青森りんご植栽150周年記念  報道特別番組  『 不屈の果実  2025

 

審議委員からの感想・意見

  • 「県民とともに 県民のために」という社是を、本気で実践してきた会社だということを強く感じた一年。その姿勢がどの番組の根底にもあって、現場のスタッフまでしっかり共有している。報道では『不屈の果実 2025』が特に印象だった。章ごとにりんご産業の現状や課題を丁寧に掘り下げ、他人事では済まされない重みを伝えていた。産業全体を支える人たちの覚悟や努力もよく見えた。『あなたと見た風景』は、視覚障がいのある初江さんの世界を、見えないはずの景色まで浮かぶように描き出し、青森放送が日頃から障がいのある方に寄り添って活動してきた姿勢がそのまま表れていた。どの番組にも“何が必要か”を考え抜く姿勢が通底しているからこそ心に残る番組が生まれている。
  • 障がいのある人への向き合い方に、青森放送の文化が確かに根づいていると感じた。中でも盲学校の寄宿舎を扱った『寄宿舎放送クラブ』が最も心に残った。身近に寄宿舎があったのに子どもたちの生活を知らなかった過去を思い出し、今も変わらない課題の存在に気づかされた。児童館で働いていた頃、寄宿舎の子どもと地域の子どもが交わる場面で大人がもっと支えられたはずだという後悔もよみがえった。こうした番組が社会の気づきを広げると実感した。『あなたと見た風景』も胸を揺さぶられ、社会で自分は何ができるのか突きつけられた。二重被爆者の番組では戦争を捉え直す視点を得た。栗原親子の番組も新たな挑戦が見え、今後に期待している。
  • 『不屈の果実 2025』で記者が小型カメラを使いこなす姿を見て、報道現場が大きく変わったと実感。今年は報道力を強く感じた一年だった。希望の光が見えるような内容で納得感があったが、未来を示すような番組タイトルにしても良かったのではないか。『ニュースレーダー』の天気予報は視覚的に最も分かりやすい。障がい者や弱者に寄り添う番組も積み重ねが生き、『寄宿舎放送クラブ』では出演者の楽しさが伝わってきた。民謡や料理番組も伝統に新しい風を入れ、地域への思いまで伝わる深みがあった。兼営放送局の強みを生かし、地域とともに考え、提案するメディアへ成長している。除雪報道でも青森市民の声を代弁し行政を動かす力を示した。今後も地域に根ざした提言を期待したい。
  • ラジオ番組『あなたと見た風景』と『寄宿舎放送クラブ』は、どちらも深く心に響いた。映像がなくても豊かな世界を描き出し、構成の確かさにも感心した。作り手の優しい視点が番組全体を包み、心地よい余韻を残した。報道番組にも注目している。『ニュースレーダー』は除雪や入札問題を鋭く掘り下げ、報道機関としての使命・姿勢が際立っていた。これだけ指摘しても今年の除雪が機能しなかったので継続した検証が必要だと感じた。栗原親子の番組や『不屈の果実 2025』も継続取材が生き、独立した作品としても完成度が高かった。一度放送しても終わらせず、追い続ける姿勢こそ報道の要だと感じる。多彩な番組を楽しませてもらった。今後も報道を軸にした番組に期待している。
  • 社会課題を真正面から扱う番組では「自分は何をすべきか」を考えさせられ、柔らかい番組では楽しさの中に学びがある一年だった。特にドキュメンタリーの誠実さが際立った。『光が照らす場所』や『あなたと見た風景』は丁寧な取材と対象者の言葉に寄り添う姿勢によって心象風景まで浮かび上がる深い作品だった。『寄宿舎放送クラブ』や『不屈の果実 2025』も長年の取材の積み重ねがあってこそ成立し、信頼関係が言葉に重みを与え、新たな切り口が番組に厚みを持たせていた。付け焼き刃では作れない内容であり、その姿勢に敬意を抱いた。また、その精神が若手にも確実に継承されていることに頼もしさを感じた。新年度も新しい番組との出会いを楽しみにしている。
  • 農業の現場で試練に立ち向かう人々、地域の文化を守り続ける人々、障がいと共に生きる日常、戦争の記憶を語り継ぐ方々…どの番組も出来事の紹介にとどまらず、その背景にある歴史や思い、未来への課題まで丁寧に伝えていた。番組が答えを押しつけず、「どう考え、どう生きるのか」という問いを視聴者に委ねている点も印象的。中でも『80年目の夏』は深く心に刻まれた。淡々と語られる二重被爆者の言葉の奥に戦争の残酷さが宿り、恐怖が積もるような感覚を覚えた。平和への祈りに胸を打たれ、涙をこらえられなかった。戦争は過去ではなく、今も人生に影を落とす現実だと痛感した。一年を通して、物事の背景にある努力や苦悩、未来への思いに目を向けるようになった。
  • 『光が照らす場所』は長年の取材の蓄積と映像美が光る番組。ハンディを乗り越えて静かに力強く生きる姿を映画のような感動的な描写で伝えた。『あなたと見た風景』は視覚障がいを取り巻く課題にとどまらず、家族の在り方や若者の県外流出など幅広いテーマを内包していた。『寄宿舎放送クラブ』は音楽を軸にした構成が成功し盲学校の新たな一面を楽しく知ることができた。『80年目の夏』は県内に二重被爆者がいる事実を多くの県民に伝え、節目の年に大きな役割を果たした。りんご産業の現在地と未来を考える材料を示した『不屈の果実 2025』、民謡、料理、地域歩きなども力作。『ニュースレーダー』の除雪特集は先見性が高かった。ドキュメンタリーは、県民の「今」に密接したテーマをさらに広げ、シリーズとして息長く作り続けてほしい。
次回の番組審議会は4月上旬を予定しています。

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