「てまえどり」キャンペーン !?
2021.4.29
「てまえどり」キャンペーンを知っていますか!
「てまえどり」といっても鳥ではありません。
青森県と大手コンビニ・セブンイレブンが連携し展開しているキャンペーンです。
コンビニなどで陳列棚の手前にある、賞味期限や消費期限の近い商品から、
つまり「てまえ」の商品から手に取るように呼び掛けています。
県はチラシを作って、
すぐ食べるものなら、なるべく手前から取ろうと呼び掛けています。
賞味期限、消費期限の近い商品を買うことによって、
期限切れで廃棄される「食品ロス」を減らそうというものです。
お店の中にもポップ(店内広告)を設置して「てまえどり」を勧めています。
県の調査によると、
食品ロスの発生要因は食品小売業では95%が賞味・消費期限切れ、
外食産業では62%が食べ残しだそうで、日本の食品ロスは
1人1日当たりお茶碗1杯分132gが捨てられていると言われています。
昭和生まれのGG世代は「ものを大切に」と教えられてきたはずが、
大量消費時代、ものを捨てる時代に流されて来たかもしれませんね。
チラシには「子供や孫の世代まで、ずーっと世界全体の食糧を
確保するためには食品ロスを減らすことが大切」とあります。
「てまえどり」は良いキャンペーンだと思いませんか。
(GG大友)