「ニッコウキスゲ」が咲くベンセ湿原
2024.6.26
つがる市のベンセ湿原は「ニッコウキスゲ」
の群生が見られる所として知られています。
青森から車で1時間30分程。
ベンセ湿原は「日本の自然100選」にも選ばれた
23ヘクタールの湿原で津軽国定公園に指定されています。
訪れた日(6/15日)は青空の広がる良い天気で
黄色のニッコウキスゲの群生が見られると
期待していましたが、少し遅かったようで
黄色の絨毯は見られませんでしたが、
あちこちに咲くラッパ状の花が風に揺れていました。
木で作られた木道(もくどう)が敷かれた観察路を
約30分かけて一周できます。この木道で
ご夫婦やカップル、家族ずれとすれ違うたび
「こんにちは」「お先にどうぞ」と
声を掛け合いながらゆっくりと散策しました。
これからは黄色のニッコウキスゲから
紫色のノハナショウブへと季節が変わるそうで、
あちらこちらで紫色の花が咲き始めていました。
今度は紫の絨毯に変わるそうです。
カッコウやウグイスそしてベンセ湿原が
繁殖地となるオオセッカの鳴き声も賑やかでした。
湿原と遠く岩木山が一望できる展望所からの風景ですが、
風力発電の風車が湿原の周りあちこちに建てられていて
これも今の時代の風景かと
すこし残念な気持ちになりました。でも花を見て
鳥の声を聞きながらのんびり過ごした一日でした。
(GG大友)