番組審議会

番組審議会とは

放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、

・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる

ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。
第648回番組審議会
青森放送では12月に第648回番組審議会を開催し、

テレビ番組(ラジオ同時生放送) 

『 RABラ・テ2023 
       ~開局71年目スタート 今までもこれからもWith青森 年に一度の大感謝祭~

( 10月14日(土) 12:00~13:30 )  について審議しました。




【番組内容】

年に一度のRABラジオ・テレビの同時生放送「RABラ・テ2023」

今年のテーマは「開局71年目スタート・今までもこれからもWith青森」。

青森県が誇るヒトや物産などを紹介した、見どころ・聴きどころ満載の90分。

RABラジオ・テレビ人気番組の出演者が勢ぞろいし、「吉幾三」「王林」など豪華ゲストも多数出演。

1550ニュースレーダーWith」に出演中の料理家・栗原心平は

「青森県産ホタテ」にこだわったオリジナル料理を番組内で調理。

またクイズを青森放送アプリを利用して出題し、豪華賞品をプレゼント!

RABが県民に送る、年に一度の大感謝祭番組です。



■出演者/歌手 吉幾三  タレント 王林  料理家 栗原心平

・テレビメインパーソナリティ : あどばるーん  アシスタント 猪股南

・ラジオメインパーソナリティ : 麻生しおり 十日市秀悦  アシスタント 筋野裕子

RAB農園中継        : リポーター 板橋優磨 小田安珠

・八戸中継(八食センター) : リポーター 廣瀬絢南

・むつ中継(克雪ドーム)   : リポーター 濱野壱清

審議委員名

委員長    磯 山 隆 幸(写真家)
坂 本   徹(NPO法人日本人財発掘育成協会理事長)
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長)
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長)
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事)
平 野 陽 児(東奥日報社 デジタル局次長)
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役)
粒 来 和 成(デーリー東北新聞社 編集局報道本部長)



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審議委員からの感想・意見

  • ラジオ、テレビ兼営局の強み・機動力が発揮された番組。
    栗原心平さんは、ハプニングの対応力もあってアドリブでのトークも上手だった。
  • 若手が頑張っていたのが印象的で、ハプニングも番組の良さになっていた。
    王林さんのバランス感覚や、場の雰囲気づくりに著しい成長を感じた。
  • 幅広い年代を楽しませるキャスティング。ハラハラドキドキして最後まで目が離せなかった。
    ラジオとテレビの連携がとれていた半面、聞きとりにくい部分もあった。
  • ラジオ番組特有の雰囲気をそのまま残しつつ、テレビの放送を楽しむのが新鮮だった。
    吉幾三さんの適度な暴走も面白く楽しめた。サブタイトルから考えると…
    RABが視聴者へのメッセージを伝える手法や方向性も考えてみてはどうか。
  • 爆笑のうちに終わった。麻生しおりさんと十日市秀悦さんの会話もさすが。
    記憶に残るエンディングだった。制作スタッフの技術力の高さを感じる番組。
  • 全体としては楽しさが伝わってすごく良かったが、ラジオの「音」としてだけで
    聞くと…少し疎外感を感じた。見えている人が思う以上の配慮が必要だろう。
  • ハプニングをより面白くするフォローコメントをスタジオから言ってほしかった。
    エンディングの攻めの演出で、その後のラジオ放送を聞きたくなった。
  • アドリブやハプニングが生じた際に、もっと有効につないだり、カバーが必要。
    「開局71年目スタート」の心構えが判然としない。意気込みを盛り込み、
    今後へ「つなぐ」ことにウエイトを置けば、番組がもっと大きくなると期待できる。