番組審議会

番組審議会とは

放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、

・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる

ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。
第639回番組審議会

青森放送では2月に第639回番組審議会を開催し、テレビ番組『北国トラベラーズ2022 ~東北・北海道といえばこれだ!選手権~』(12月29日放送)を審議しました。

【番組内容】
「地元愛」の強い東北。北海道7局のアナウンサーが、その魅力を伝えるため青森に集結!とっておきのご当地情報をあふれる地元愛とともにプレゼンする。「ご当地麺」「おすすめ絶景スポット」「おらが町の自慢」「二刀流」の4部門で競い合い、審査委員長のタレント・土田晃之がお気に入りを選び「KGT(北国トラベラーズ)アワード」を決定!果たして栄冠は誰の手に。
◆審査1「個性あふれるご当地麺」・・・岩手「盛岡の温麺」、北海道「芦別のガタタンラーメン」、秋田「みそチャンポン」、山形「鳥中華」、福島「かっぱ麺」
◆審査2「絶景スポット・メジャーを目指す観光地」・・・北海道「雨竜沼湿原」、宮城「日本一低い日和山」、福島「白河の関」
◆審査3「おらが町の自慢」・・・北海道「ブーム再来!木彫りの熊」、岩手「若手作家の南部鉄器」、福島「赤べこのトイカプセル」、山形「けん玉の町、名人スゴ技披露」、宮城「ほやのお土産品」、青森「3年ぶりの青森ねぶた」、秋田「巨大サブレ」
◆審査4「二刀流」・・・秋田「お坊さんはレゲエミュージシャン」、宮城「看護師さんはムエタイ世界女王」、青森「葬儀屋さんはローカルスター」

■スタジオ出演:土田晃之、川田裕美  

審議委員名


委員長    磯 山 隆 幸(写真家)
坂 本   徹(NPO法人日本人財発掘育成協会理事長)
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長)
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長)
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事)
平 野 陽 児(東奥日報社 デジタル局次長)
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役)
粒 来 和 成(デーリー東北新聞社 編集局報道本部長)
     
 ※ 平間委員は意見書面提出。 坂本委員、川島委員は欠席

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審議委員からの感想・意見

  • 東北・北海道の7放送局が、ご当地自慢の素材をうまく紹介していた。
  • 食、景色、もの、人、それぞれに地域の特色が出ていて、地域愛を感じた。
  • 各地の映像がとてもきれいでダイナミック。映像に引き込まれ感動した。
  • どのコーナーもおもしろかった。年の瀬に家族で楽しむことができる番組。
  • 同じ東北でも知らない場所、ものばかりだった。ネクストブレイク候補を対比したつくりが発見の連続だった。
  • MC2人の関係性がよく、ご当地自慢の魅力をうまく引き出していた。
  • 王道の絶景を紹介するコーナーは、対決もなく紹介時間も短かったので扱う必要がないと感じた。
  • スタジオを彩る工夫が足りなかった。各局アナウンサーのご当地衣装や動き、スタジオの飾り付けなどを工夫してほしかった。
  • これからも魅力ある素材を掘り起こし、広く紹介していってほしい。