番組審議会

番組審議会とは

放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、

・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる

ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。
第638回番組審議会

青森放送では12月に第638回番組審議会を開催し、ラジオ番組『朝から おとらじ!』(9月19日放送)を審議しました。

【番組内容】
健康で長生き!まだまだ我お、劣らじ(おとらじ)! 朝のおともは、おとなのラジオ「おとらじ」!
そんな思いを込め、「70歳以上限定?!朝から おとらじ!」は、夜明け前のひととき、もっとラジオを楽しみたい大人をターゲットに、「健康」で「長生き」することのすばらしさをリスナーと一緒に発見していく番組です。
 往年のDJが、人生の経験を重ね「GG」という肩書で登場しています。「GG」とは10年ほど前に提唱された「シニア」に代わる新しい呼び方で、グランド・ジェネレーションの略です。若々しく年齢を重ね豊かな知識と経験をもち、さまざまなスタイルで生活を楽しむ年長者のことで、人生最上の世代が「GG」です。一方、「D」という肩書で登場するのはディレクターです。調整卓のある別室から割り込みマイクで、「GG」のフリートークをアシストします。
 敬老の日に当たるこの日も、ふだんと変わらない放送を心掛けました。レギュラーコーナーの「パンダのたからもの」は、スタート当初から4年間続けています。デイケアなどの現場で誤えん防止の口腔体操として行われているパタカラ体操を、ラジオを通して自宅で一緒にできるようにしたコーナーです。この番組がきっかけでボーカルユニットのKENMINA(ケンミナ)がメロディーを付け、「パンダのたからもの」は歌としても親しまれるようになりました。

審議委員名


委員長    磯 山 隆 幸(写真家)
坂 本   徹(NPO法人日本人財発掘育成協会理事長)
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長)
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長)
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事)
平 野 陽 児(東奥日報社 デジタル局次長)
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役)
粒 来 和 成(デーリー東北新聞社 編集局報道本部長)
     





審議委員からの感想・意見

  • 30分があっという間だった、明るい気分にしてくれる番組。
  • 朝の目覚めにうってつけの番組。番組全体が音楽のように流れ、すてきだと感じた。
  • 「70歳以上限定!?」というキャッチコピーが新感覚でおもしろい。限定と言いつつ世代を超えて楽しめる。
  • GGおおともとDあきやまの息がぴったりで、ゆったりとした気持ちで聞ける番組。
  • 何気ない話題からトークが広がり、2人の掛け合いのうまさがリスナーを飽きさせない。
  • 台風災害に備え「ラジオは皆さんの味方です」ということばが印象的。
  • 誤えん防止の口腔体操「パンダのたからもの」は大切な取り組みなので、啓発を続けてほしい。
  • トークに味わいがあり、いたわりと優しさを感じる。
  • リスナーとの一体感にあふれ、温かく包んでくれる番組。
  • GGおおともとDあきやまのあうんの呼吸が見事だ。このトーンのまま続けていってほしい。