ずっと青森県に住んでいるけれど
訪れたことのない場所や
味わったことのないもの。
みなさんはありますか?
私は青森に来て20年が過ぎました。
職業柄県内各地にお邪魔し、祭りや
季節ごとの自然の様子、また旬の味なども
ご紹介してきましたが...
先日初めての「食」に出合いました。
それがこちら

「かますもち」
主に県南地方でお盆の時、お仏壇やお墓にお供えしたり
農作業の合間のおやつとして食べられていた郷土菓子です。
地域によっては「きんかもち」ともいわれるこのお菓子、
「もち」といいますがもち米や餅粉ではなく
小麦粉を使って作ります。
中には「くるみ・黒砂糖・味噌」を混ぜた餡が入っています。
平たく丸くした生地の真ん中に餡を入れて、
餃子のように形成します。
そして茹でます!
この「かますもち」の味を伝承しようと活動しているのが
「一本松ひまわり生活研究グループ」のお母さんたちです。

「かますもち」の作り方を教えていただき、一緒に作りました。
出来立てを頂きましたが
見た目はむちっとしていて、口に入れるともっちもち。
そして甘くてしょっぱい餡が最高なんです。
甘すぎないので何個も食べられそうでした。
そしてもっちもちの食感にハマりました。
作り方をしっかり聞いてきたので
絶対に家でも作ろうと思います!
詳しくは6月18日の「大好き、青森県」を
ご覧ください!
もう一か所取材した東北町でも
お母さんたちの大きな笑顔と
美味しいものに出合いました。
そのお話はまた次回!