雪解けが進む県内ですが、
私にとって春が近づけば終わりを迎えるのが「アイスホッケー」です。
春になるのは嬉しいのですが、
「今シーズンも終わりを迎えるのか」と思うと寂しさに駆られ、毎年この時期は少し複雑な心境です。
ここ最近は「アイスホッケー」の話題が続いていますが、
今シーズンは久しぶりに個人的な目標、チームとしての目標を持って挑めたからです。
数字やタイトルをみれば、ひと言で「達成できなかったシーズン」でした。
ただ、勝敗や成績がつきまとうのもスポーツだからこそ。
結果ばかりに目を向けてしまいがちですが、
「もっと強いシュートを打ちたい!」
「もっと華麗なスケーティングで相手を抜きたい」という理想を思い描いて、
頑張ってはみたものの思うようにはいきませんでした(汗)。
対戦相手のチームの皆さんも全力で止めに来るし、本気で勝ちに来ます。
チーム全員が一丸となり具体的なプランを持って取り組めたこと。
そうした過程も忘れてはならないのだと思います。
「趣味だからそこまで本気にならなくても良い」という声もあるとは思いますが、
休日中心の限られた時間での活動であっても、
本気になって取り組めば、40歳を過ぎてからでも上達は出来るのだと確信しました。
振り返れば、28歳から競技を始め、
右利きの私は、自然の成り行きから、スティックを右手で持つ
「ライトハンド」でプレーしていましたが、
なかなか上達出来ずに、どこかぎこちなさを感じていました。
そんな時、元プロ選手の方との出会いがあり、指導を受ける機会に恵まれました。
私のプレーを見たその方は「ちょっとレフトハンド(左手)にしてみて」と言われ、
試してみたところ、自然とフィットしたことがきっかけで33歳にして「レフトハンド」に転身!
何度も練習に付き合って頂いたのを覚えています。
自分がこうしてプレーし続けられているのも、その方がいたから。
出会いも全て今に繋がっている。
アイスホッケーの恩師に心から感謝をしながらプレーを続けたいと思います。