みなさんこんにちは新たな年を迎えて早々、心の痛むニュースが続いております。能登半島地震により被災されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。年末年始、私は高校サッカーの仕事で関東にいました。2023年12月28日の開会式愛知県代表の名古屋高校・田中響貴主将は選手宣誓でこのように述べました。『Sports unite us.スポーツは仲間をひとつにします。スポーツはみんなを笑顔にします。スポーツは他の誰かの勇気やきっかけになります。スポーツは世界を平和にします。僕たちのサッカーが日本の、そして世界の一隅を照らす希望の光となるよう心を尽くし、精神を尽くし、想いを尽くしてプレーすることをここに誓います』(選手宣誓から一部抜粋)このような中でも大会は開催されること選手たちはこの日のために汗と涙を流し努力してきたこと彼らがサッカーに賭けてきた想いは、その集大成となる全力のプレーは、このような中だからこそ、人々に勇気や希望を与えると信じて私が今できる仕事は、彼らの全力のプレーを、高校3年間の全力の日々を伝えることだと思い、チームに帯同していました。さて、第102回全国高校サッカー選手権大会の優勝は、青森県代表・青森山田高校です。開会式、どのチームよりも足を上げ、腕を振り、競技場を一周しても全く乱れない行進を見せました。部員は205人。ピッチに立つのは11人。出られないメンバーはメガホンを持ち、どこよりも大きな応援で後押ししました。練習に取材に行けば立ち止まって挨拶をして礼をする。練習後にはグラウンドの芝生を整える。どんなことにも全力で、何事も手を抜かない、そんな青森山田高校サッカー部だからこそ3842校の頂点に立てたのだと思います。試合終了のホイッスルを聞き、敗者に手を差し伸べた選手たち。勝利が決定的となる点差になっても追加点を狙い続けるチームの姿勢。フィジカルの強さが武器でありながら一枚ももらわなかったイエローカード。ともに全力で戦う相手や関係者にリスペクトを示し続けた青森山田高校サッカー部は102回大会の王者となりました。改めて、青森山田高校サッカー部、優勝おめでとうございます!!
日本一のチームを日本一近くで見られたことに感謝。最高の日々でした。最後までご覧いただきありがとうございました。