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板柳町狐森とキツネ

2024.2.22

ブログをご覧の皆様、お疲れ様です。

好きなキツネはチベットスナギツネの濱野です。

先日、板柳町を車で移動していた時のこと、

「狐森」という地名を見つけました。

あまりにも可愛らしい名前に目を奪われ、

その由来を知りたい!と強く感じていました。

その疑問は30秒後に解決することになります。

なんと、雪で覆われた畑のど真ん中に

こげ茶色をしたキツネが、ちょこんと座っているではありませんか!!!

ネズミでも探しているのか、

じーっと目を伏せて、積もった雪を見つめるその姿には、

野性的な美しさすら感じました。

車を停め、近づこうと降りた途端、

ビクン!とキツネが反応しました。

しまった、ばれました、警戒態勢です。

写真を撮ろうと近づいたところ、

一目散に逃げていきました。

北海道以外でキツネを見かけることは珍しいので、

ついつい焦りすぎました、

あんなに急いで近づいたら、動物でなくても逃げたくなりますよね。

配慮が足りませんでした、

かくして、私の県内でのキツネとの初邂逅は失敗に終わりました。

後日談、というか、今回のオチです。

北海道に生息するキタキツネは「エキノコックス」という、

寄生虫の宿主になっており、

人体にも非常に有害なため、決して近づいてはいけません。

青森県のキツネはエキノコックスを持っていないと思い込み、

今回は近づいたわけですが、

青森は北海道に次いで、全国二番目に、エキノコックスが確認されているそうです。

県内のキツネも普通に危険みたいです。

結果として、近づかなくてよかったです。

そもそも野生動物にはうかつに近づくべきではありませんね。

なんだか「酸っぱい葡萄」のようですが、

改めて野生動物に対する意識を持つべきだと感じました。

以上、タヌキかキツネかと言われたらキツネ派の濱野がお送りしました。

写真は濱野から一目散に逃走するキツネです。
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