八甲田・十和田ゴールドラインの青森市酸ヶ湯から十和田市谷地の間、
8キロは冬の間閉鎖されていましたが、3月26日除雪作業が終わって
貫通し4月1日から全面開通しました。
春の陽気に誘われてドライブしてきました。（4月4日）


八甲田除雪隊の苦労もあって今年も「雪の回廊」が出来ました。
高さ6メートルほどの雪の回廊が続きます。

八甲田除雪隊の皆さんが、標高1040メートルの傘松峠で、
酸ヶ湯側と谷地側からの除雪がドッキングした時に歌う
「八甲田除雪隊の歌」の一節です。

「大岳 石倉朝日に映えて 睡蓮沼のその先は
雪、雪、雪の魔の峠 負けてなるかと雪男」

「百戦錬磨のつわものどもが 熱と意気と誇り持ち
十和田の春を呼び起こす ああ、八甲田
除雪隊 ああ、八甲田除雪隊」

除雪隊の皆さんの苦労がしのばれる歌ですね。

かつて、除雪隊を取材した時の話しが思い出されました。
雪の壁をきれいに削るのが腕の見せ所で、特にカーブの
曲線を上手く削るには相当の技量が必要だと話していました。



その雪の壁を上手く削るのが、
写真のブルドーザーに取り付けられた上に突き出た機材です。
谷地の除雪車両の駐車場にまだありました。この除雪車、
大きな仕事を終えてゆっくり休んでいるように見えました。
お疲れさまでした。

今年の「雪の回廊」は気温が高いこともあって、
壁はいつもの年にくらべて柔らかいそうです。
また、黄砂の影響なのか色のくすんだ所もありました。
でも先日の春の雪で壁の白さが回復していれば良いなと思います。

春の観光シーズン幕開けと喜びたい所ですが、
出かける時は感染予防対策を十分にすることは鉄則ですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（GG大友）