忍者屋敷 存続の危機

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青森2019.09.11 18:30

弘前市に残る忍者屋敷とされる建物の存続が危ぶまれています。管理の負担が大きいことから所有者が手放すことを決めました。

忍者屋敷とされる弘前市森町にある建物です。
忍者屋敷について研究している青森大学の清川教授によりますと江戸時代後期から幕末にかけて弘前藩の忍者「早道之者」が詰め所として利用していたと考えられています。
現存する忍者屋敷は国内でも珍しいということですが、およそ30年間所有・管理してきた青森市の夫婦が高齢になったことや管理の負担が大きいことから手放すことを決めました。

★忍者屋敷の所有者
「私も自分で維持できなくなったのでやむを得ず手放すわけだけども、できたら壊して更地にしてしまうのではなくて、どなたか買い取ってこのままにしておくか、それが難しければどこかに移設して活用するとかね」

この問題は11日開かれた弘前市議会の一般質問でも取り上げられました。
市は建物の購入はできないとしながらも活用の可能性について検討したいという考えを示しました。

★弘前市 櫻田宏市長
「今までそういう形で購入したというのは過去にないですので、そういった意味ではどういう形をとれば良いのかも含めての検討と捉えてもらえればと思います」

全国でも珍しい忍者屋敷の存続が危ぶまれており対応が急がれます。