【追悼】弘前でユーモア交えて講演も…長嶋茂雄さん死去に青森県民からも惜しむ声「野球のエースです」

この記事をシェア

  • LINE
青森 2025.06.03 20:23

ミスタープロ野球と呼ばれた巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督が、けさ肺炎のため亡くなりました。
89歳でした。
青森にもたびたび講演などで訪れていた長嶋さん、突然の訃報に県内からも惜しむ声が聞かれました。

長嶋さんは1958年に巨人軍に入団、17年のプロ生活でリーグ優勝13回、日本一に11回輝くなど数々のタイトルを獲得、ミスタージャイアンツとして活躍しました。

★「きょう引退を致しますが わが巨人軍は永久に不滅です」

引退後には巨人軍監督に就任、セ・リーグ優勝5回、日本一に2回輝き、国民栄誉賞に続き文化勲章も受章しました。
読売新聞の青森市内の販売店では号外が張り出され、県民からも惜しむ声が聞かれました。

★県民
「巨人のエースじゃなくて野球のエースですよ」
「長嶋茂雄の背番号をつけるのが憧れでね みんな奪い合ってね 俺も3番だって」
「今ああいう選手はなかなかいないよね」
「大ファンでした けさニュースで本当にびっくりしました」
「ホームラン打ったり、そそっかしいところもあったりで人柄にも魅力がありましたね」

1986年には弘前大学の医学祭に招かれ、ユーモアを交えながら講演を行う姿もありました。

★長嶋茂雄さん
「野球人として、きょうは東京より来て良かったと心で密かに思ったんですが」
「駅弁を買いながら 本当なんですよみなさん うそではありません」

訃報を受け宮下知事は…

★宮下知事
「心からご冥福をお祈りします。本当に野球界でもうスターという意味では彼がやっぱり本当に先駆けだったんじゃないかな」

長嶋茂雄さんの輝かしい功績は県民の記憶に刻まれました。