青森県内で5月までの倒産は前年より“11件増” 年間でも倒産件数が前年を上回る「可能性高い」と指摘
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、2025年に青森県内の倒産した件数は5月末までで41件となり、前の年の同じ時期に比べ11件増加しました。
5月中の倒産は6件で、負債総額は5億1800万円と、コロナ禍以降の単月で最も多くなった4月に比べると8件・34億500万円減少しました。
業種別では建設業が1件、製造業が2件、小売業が3件で、主因は全て「販売不振」でした。
帝国データバンクは「ひとまず企業倒産は落ち着いた状態」としながらも、全国的には増加傾向は続いていて、2022年5月から36か月連続で前の年を上回り、戦後最長の連続増加記録を更新しているということです。
このため落ち着きは一時的なもので、ことしの倒産件数も前の年を上回る可能性が高いとしています。