「やっぱり悔しい…」大雪で“ねぷた”壊れ祭りに参加できない団体も 雪害は18団体に上る 青森県黒石市
大雪で黒石市では18のねぷた団体が被害を受け、このうち2つの団体がことしの祭りへの参加を断念したことがわかりました。
こちらはことし1月に撮影した黒石市東新町の集会所です。
大雪で屋根が崩れ、中にあったねぷたの土台なども被害を受けました。
黒石市によりますと、ねぷた小屋の全壊が5団体、一部損壊が9団体、ねぷた本体も被害を受けるなど、雪害は合わせて18団体に上りました。
被害を受け「なかば會」と「浜町ねぷた有志会」は、ことしの合同運行への参加を断念しました。
なかば會のねぷた小屋は1月、雪の重みで屋根が壊れ、中にあったねぷたの骨組みが壊れました。
小屋や骨組みは修復できないということです。
このため今月に入り新しい骨組みを手に入れましたが、ねぷた絵などの準備が間に合わないため、祭りへの参加を断念しました。
★なかば會 成田浩基副会長
「やっぱり悔しいという気持ち 祭りにはまいとし出ていたし盛り上げたいし」
「来年は復活してまだまだ黒石ねぷたを盛り上げていきたい」
黒石ねぷたまつりは来月30日から7日間行われ、去年より1団体少ない34団体が合同運行に参加する予定です。