「大歓迎です」青森空港の有料道路が“ついに”無料化へ！ゲート撤去で利便性向上か　宮下知事は「キッズシッター」の助成開始も発表

青森空港の有料道路が2年後の2027年7月に無料化される見通しです。
利用者からは歓迎の声が上がっています。

青森空港の有料道路の無料化は、宮下知事がきょうの会見で発表しました。

★宮下知事
「交通に支障のない範囲で対策工事を進めながら、令和9年7月中の無料開放に向けて取り組みを始めていきます」

1987年に利用を開始した青森空港有料道路は、当初2017年に無料化される予定でした。
しかし利用台数が計画を下回ったことから、有料期間が2027年7月まで延期されていました。
今回、期限までに県道路公社から債務を返済してもらえる見通しが立ったことから、無料化に向け動き出します。

★青森放送　太田修平記者
「現在通行する車はあちらのゲートで通行料金を支払う必要がありますが、無料になるとゲートは撤去され、青森から浪岡弘前間の通行もよりスムーズになります」

無料化の動きに道路の利用者は…。

★利用者
「やはり小銭の用意やそれが軽減されるのはとてもうれしい」
「冬期間はけっこう（渋滞が）多いです」
「もう大歓迎です」

県は無料化に向け、今年度から国との調整を始め工事の設計に着手するとしています。

★宮下知事
「（交通量は）基本的には浪岡から青森市内というのが一番多いと考えています」
「ひじょうに利便性が高まると期待しています」

宮下知事は県の認証事業者が派遣する「キッズシッター」の利用料の助成を今月分から始めることも発表しました。
助成金額は1時間あたり保護者の自己負担額が400円で、2,100円を上限としています。