温暖化対策にも一役!「あおもり駅前ビーチ」が多様な海の生物が住む希少な区域として認められる 青森県青森市

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青森 2025.05.09 19:34

生物多様性の保全が図られている区域として、環境省の自然共生サイトに青森市の「あおもり駅前ビーチ」が認定されました。

4年前に開園したあおもり駅前ビーチ、澄んだ海の中にいるのは海草のアマモです。
海の生き物たちのエサ場や産卵場所となり、大気中の二酸化炭素を吸収して温暖化対策にも一役買っています。
ビーチでアマモの保全活動を行ってきた民間の関係者は、環境省の自然共生サイトにあおもり駅前ビーチが認定されたことを宮下知事に報告しました。
開園以来、行ってきた保全活動が実り、多様な海の生物が住む希少な区域として認められました。
県内ではベンセ湿原に次いで2例目となる自然共生サイトの認定。
海域としては東日本初です。

★志田内海 志田崇会長
「今はあおもり駅前ビーチだけですが、もっともっと自然共生サイトに登録できる所を陸奥湾内に広めていければ」

宮下知事は「人の作用で失われてきた生物の多様性を人の力で取り戻す取り組みは将来につながるたいへん重要なこと」とたたえました。