年間10万匹の稚魚出荷が目標!高級カレイ“マツカワ” 青森県内の漁業関係者たちが「養殖振興協議会」を設立
希少で高級なカレイ「マツカワ」の養殖事業の推進に向けて、県内の漁業関係者などで作る協議会が設立しました。
希少で高級なカレイ「マツカワ」。
「幻のカレイ」や「カレイの王様」と呼ばれる、北海道が主な産地の大型カレイです。
「マツカワ」の養殖事業の推進に向け、県内の漁業関係者などでつくる「マツカワ養殖振興協議会」がきょう設立され、初会合には25人が出席しました。
県栽培漁業振興協会によりますと、マツカワの稚魚の出荷は昨年度およそ1万7,000匹で、前の年に比べ1,700匹ほど減りました。
会議では各漁協などから養殖事業の効率化や高水温対策などが紹介されました。
協議会では今後、年間10万匹の出荷を1つの目標とします。
★Uni Lab 佐藤晃社長
「各々が持つ技術や知見を1つにまとめて、1つのグループとしてマツカワを押し上げていくということができれば、マツカワは今後も魅力が他の内にも外にも広がっていくと感じました」
★マツカワ養殖振興協議会 二木幸彦会長
「加速度的にマツカワ養殖の事業化が進むように努めたいと思います」
今後も会合を開き、ブランド化なども目指します。