青森から“和牛”をアメリカ・香港・EUに輸出!県内初の「認定施設」で加工 青森県十和田市
県内で初めてアメリカの輸出認定を受けた十和田市の食肉加工施設から、県産などの牛肉が出荷されました。
アメリカに牛肉の輸出を始めたのは、十和田市にある「IHミートパッカー」が運営する食肉加工施設「十和田ビーフプラント」です。
去年4月に稼働した施設では、県内をはじめ東北などから仕入れた牛肉を加工して全国に出荷しています。
輸出には国ごとの衛生管理などの基準を満たす必要があります。
先月、厚生労働省から県内では初めて、アメリカと香港それにEUに輸出ができる施設として認定されました。
きょうは県産と宮城県産の黒毛和牛、合わせて424キロが輸出されました。
★IHミートパッカー 小泉隆社長
「おいしさをアピールしながら青森県産の牛肉に関して認知度を広めて、生産者にもつながっていくのかなと考えています」
今後はアジア圏にも輸出を検討しているということです。