【世界遺産】こんなに間近で見られる!三内丸山遺跡の発掘調査開始で33年目のベテランは「期待があって今年もワクワク」 50回目の調査内容は…? 青森県青森市
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の主要な遺跡として世界遺産に登録されている三内丸山遺跡で、ことしも発掘調査が始まりました。
きょうは遺跡センターで発掘作業をする6人に坂本所長から任用通知書が交付されました。
★青森放送 木下玲斗記者
「今年度の発掘調査も集落の中心部へと向かう道路沿いで行われています」
50回目となる今年度の調査では昨年度に続き、縄文のムラ近くのおよそ11,950平方メートルで、土抗墓と呼ばれる墓の分布や配置などを調べ、遺跡の全体像解明につなげます。
★北海道から
「実はこういうの大好きです」
「僕も何回かやらせてもらったことがあるのですが、ドキドキしますよね出てくるのが」
★発掘作業33年目ベテラン作業員
「毎回来るたびにまた新しい発見やいいものが出てくるのではないかという期待があって、ことしもワクワクしながらやっています」
★三内丸山遺跡センター 坂本雄大所長
「みなさんにご覧になっていただける場所で作業をすることになりますので、来た方は必ずお立ち寄りいただければありがたいです」
調査は10月末まで行われ、7月上旬からはガイドによる案内も行われます。