東北初の「宿泊税」導入へ…“最大50万円”の負担軽減策が宿泊事業者側に示される 青森県弘前市
12月から東北で初めて1人1泊200円の宿泊税を導入する弘前市で説明会が開かれ、徴収システムなどの経費を補助する負担軽減策が示されました。
説明会は弘前市民会館で開かれ宿泊事業者の担当者20人が出席しました。
はじめに市の担当者から修学旅行などの教育活動が課税免除になるなど、宿泊税の仕組みや納入方法について説明がありました。
ほとんどの事業者は領収書などシステムの改修が必要で、市は負担軽減策として最大50万円の経費を補助するとしています。
また5年ごとに制度の見直しを検討する方針です。
★ホテル事業者
「ホテルのシステムをどのようにしていくのかというところと、すでにご予約をいただいている12月以降のお客様へのご案内を今何をすべきかというところは考えなければいけない」
弘前市が12月1日から宿泊税を導入すると、東北では初めてで年間およそ1億2,000万円の税収が見込まれます。