医療現場の人手不足解消に向け賃上げなど労働環境の改善を要望　青森県医療労働組合連合会

県内の看護師などで作る労働組合が人手不足の解消に向けて賃上げや診療報酬の引き上げを国に働きかけるよう県に要請しました。

要請したのは「県医療労働組合連合会」で、人手不足の解消に向けた賃上げや診療報酬と介護報酬の引き上げを国に働きかけるよう求めています。県医労連の調査では昨年度看護師の退職者が半数の施設で前の年より増えており4月現在看護師の募集に対し6割近い施設が足りない状況ということです。賃上げ率は国の目標の2.5パーセントには多くの施設が及ばない見通しで、人手不足がさらに深刻になると訴えています。

★県医労連　秋元春美 執行委員長
「介助職を埋めるために看護師の免許を持った介助職の仕事をしますそうすると看護師の枠が空いてしまうそうすると患者サービスが低下する　患者にしわ寄せがいく」

県は今後も全国知事会を通じて処遇の改善などを要望していきたいと応えていました。