土砂崩れ現場で身動き出来ず 自転車の遭難者を無事救助 青森県中泊町

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青森 2025.06.10 09:23

9日中泊町小泊の眺瞰台から南東約1.5キロの山の中で遭難していた55歳の男性が10日朝に発見され、救助されました。
大きなけがはないということです。
救助されたのは埼玉県さいたま市の鈴木政吉さん55歳です。

9日午後3時20分ごろ、小泊沖で作業をしていた漁業者から「山で遭難している人からの助けを求めるアマチュア無線を受けた」と110番通報がありました。
鈴木さんは自転車で竜飛方面に向かう途中で、算用師峠上で以前発生した土砂崩れの現場にいるということだったため、消防や警察などが捜索にあたっていました。

警察などによりますと、鈴木さんは午前8時前ごろに救助され、ドクターヘリで病院に運ばれましたが大きなけがなどは確認されていないということです。
現場は2022年の大雨災害で土砂崩れが発生し通行禁止となっていた「みちのく松陰道」でした。