省力化を実感 学生がニュージーランドで学んだりんご産業について発表 弘前大学

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青森 2024.04.23 11:25

弘前大学の学生がニュージーランドのりんご産業について現地で研修し輸出先に好まれる味のりんごを生産していることを学びました。

ニュージーランドで農業研修を行ったのは弘前大学農学生命科学部の3年生6人で、3つの班に分かれて調査した内容を発表しました。ニュージーランドは農産物の輸出額がおよそ4兆8,000億円と日本のおよそ4倍で主に輸出を目指して農産物を生産しています。このうち坂本照英さんの班はりんごの大規模生産をしている会社を訪れ、輸出する国の消費者に好まれる味を調査して確実に売れるりんごを作っていることを学びました。また落ちたりんごを拾わずに肥料にしたり玉回しをしなくても良いように太陽の位置を考えて木を一列に植えるなど省力化が進んでいることを実感しました。

★弘前大学農学生命科学部 坂本照英さん
「ニュージーランドのりんご農業は収量が多く、さらに高品質なりんご、さらに海外に輸出傾向が高い本当に進んでいる農業だった」

学生たちはニュージーランドで学んだことを県のりんご産業に生かしたいとしています。