大学構内にまた「クマ出没」昼休み中の教育研究棟の出入り口に近づく 緊急放送や「通行禁止」の張り紙も… 青森県青森市
青森公立大学の敷地内できょう再びクマが目撃されました。
昼休み中、学生がいる建物の出入り口に近づいてきたということです。
★青森放送 太田修平記者
「クマは再び大学の敷地内に現れました。クマは体育館側からこちらにやってきて向こう側へ走り去っていったということです」
青森公立大学などによりますと、きょう正午すぎキャンパス西側にある体育館近くに、体長およそ1メートルのクマがいるのを学生が見つけました。
クマは授業などを行う教育研究棟の出入り口に近づき、北側の林へ走り去ったということです。
当時は昼休み中で学生がいましたが、けが人はいませんでした。
敷地内では先月29日にもクマが目撃されていました。
大学は看板設置や緊急の校内放送、さらに全職員・学生へのメールで注意を呼びかけました。
★青森公立大学 総務企画グループ 西岡隆主幹
「われわれも学生、そして来学される職員も含めて、安全安心できるような対策を検討していかなければならないと思っております」
きょうは、むつ市金谷2丁目のスーパーなどが近い国道338号でもクマが目撃されました。
県内には「ツキノワグマ出没警報」が発令されるなど各地で目撃が多発していて、県などは見つけても近づかないよう呼びかけています。