日本一の“天然ウナギ”漁獲量復活へ!資源回復を願って幼魚2,500匹を小川原湖に放流 青森県東北町
話題は東北町から。
かつて日本一を誇っていた小川原湖のウナギの漁獲量回復を願い、地元の漁協が幼魚を放流しました。
ウナギの幼魚を放流したのは東北町の小川原湖漁協です。
きょうは体長30センチほどの幼魚2,500匹を、漁協の職員が小川原湖の5か所に放流しました。
栄養が豊富な汽水湖の小川原湖では、かつてニホンウナギの水揚げが多いときで90トンあり日本一を誇っていましたが、2017年には1トンを下回るなど漁獲量が減少していました。
ただ取り組みのかいがあって、近年では1.5トン前後まで回復傾向にあるということです。
★小川原湖漁協 蛯名秀樹 総括課長
「一度食べたら天然のウナギは養殖に負けないおいしさを、なるべく多くの方に小川原湖のウナギを召し上がっていただきたい」
小川原湖のウナギ漁は来月1日から9月いっぱい行われ、漁協では資源保護のため40センチ以下のウナギは湖に戻します。