直すたびに壊されて“4回目” 公園トイレの壁に「大きなへこみ」や何かで“強く叩かれた”ような痕… 建造物損壊と器物損壊の事件として捜査
青森市内の公園で被害が相次ぎました。
先月トイレの窓ガラスや外壁が破損しているのが見つかり、防犯カメラにも犯行が映っていました。
★青森放送 菅原厚キャスター
「窓ガラスには亀裂が入っています。そしてその前には防護板が立てられています。さらにこちら公園のトイレの外壁は、壁が完全に中へとのめり込んでいます」
被害があったのは青森市の戸山中央公園です。
先月12日、清掃作業員がトイレの窓ガラス1枚に亀裂が入っていることに気づきました。
亀裂は3センチで、外部から何かで強く叩かれたような痕がありました。
さらに3日後の先月15日にはトイレの外壁が壊され、幅30センチ、高さ45センチの凹みができていました。
★青森放送 菅原厚キャスター
「公園の入り口には、すでに去年の10月時点で被害を伝える看板が設置されています」
市によりますと、外壁の破損は去年4月から4回確認されていました。
壁を直すたびに壊されているということです。
浜田中央公園でもトイレの窓ガラス1枚が破損していました。
先月23日、利用者がトイレに向かってバスケットボールをぶつけて、ガラスを割り立ち去ったのが目撃され、防犯カメラにも映っていました。
いずれも意図的だとして、青森市は先月15日と23日に被害届を出していて、警察が建造物損壊と器物損壊の事件として捜査しています。