米軍戦略爆撃機トラブルから一夜…青森県と三沢市が“原因究明”と“再発防止”を要請 三沢空港の滑走路一時閉鎖
きのう午後、米軍機のトラブルで三沢空港の滑走路が一時閉鎖されました。
県と三沢市は、アメリカ軍に対し原因の究明や再発防止などを要請しました。
県などによりますと、アメリカ軍のB1B戦略爆撃機の不具合の影響で、三沢空港はきのう午後6時すぎから7時半まえまで滑走路が一時閉鎖されました。
詳しい原因はわかっていません。
この影響で空港を共同で使っている民間機の離着陸ができなくなり、日本航空の三沢・東京線の2便が欠航しました。
大型連休中の乗客およそ200人に影響が出ました。
★搭乗予定だった利用客
「びっくりしました」
「(空港の)2階でごはんを食べていたら(滑走路に)いっぱい消防車が集まってきて、何かあるなとは思っていたんですけれど欠航になるとは」
トラブルを受け、県と三沢市はそれぞれきょうアメリカ軍三沢基地と東北防衛局に対し、原因の究明や速やかな情報提供、再発防止に努めることなどを要請しました。
B1B戦略爆撃機は今月中旬にアメリカから4機が飛来し、三沢基地に一時展開しています。