「やむを得ない判断に至った」米軍のF35A置き換え計画を三沢市長が“了承” 東北防衛局からは今後の配備計画も 青森県三沢市
アメリカ軍三沢基地に配備されているF16戦闘機が、出力の大きいF35Aステルス戦闘機に置き換えられる計画について、三沢市の小桧山市長は「了承するという やむを得ない判断に至った」と初めて言及しました。
★三沢市 小桧山吉紀市長
「今般の機種更新については国の重要な政策であることなど総合的に勘案した結果、了承するというやむをえない判断にいたったところでございます」
小桧山市長は会見でこのように述べ、去年アメリカ側が計画を発表して以降、初めてF35A戦闘機の三沢配備を了承すると言及しました。
また東北防衛局から今後の報告があったことも明らかにしました。
現在36機配備されているF16戦闘機の2つの飛行隊のうち1つが、ことし夏ころから数ヶ月かけて機体を減らしていきます。
F35A戦闘機は入れ代わるかたちで来年春以降から2つの飛行隊のうち1つが数ヶ月かけて配備されます。
そのあと残りの飛行隊も入れ替え、あわせて48機のF35Aに置き換えます。
F35AはF16に比べてエンジン音が大きいため、小桧山市長は国の責任で騒音対策などの実施を求めました。