自転車のヘルメット着用呼びかけ  着用率全国ワースト2位

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青森 2024.04.16 10:54

青森県が全国ワースト2位と、着用率の低さが課題となっている自転車のヘルメット着用を呼びかける街頭活動が青森市で行われました。

青森警察署と交通安全団体が連携した街頭活動ではヘルメット着用の徹底を呼びかけるチラシや反射材などが入った啓発グッズ100個を市民へ手渡しました。自転車のヘルメット着用は去年4月から努力義務となりましたが、街頭活動中も着用していない人が多く見られました。

★青森警察署 竹浪 敏幸 交通課長
「われわれも呼びかけている中で着用している人が増えてはきたものの、まだ一部で着用していない人も見られますので、ぜひ必ず乗車する際は着用していただきたいと思っています」

警察庁が去年実施した調査の結果によりますと県内のヘルメット着用率は2・5%と全国平均の13・5%を大きく下回り、最下位の新潟県とわずか0.1ポイント差のワースト2位でした。警察は事故の被害が軽減されるとして着用を求めています。