まもなく「サクランボ狩り」始まる!ことしの実のつき具合は?主力品種の作柄調査 青森県南部町
今月20日に南部町で始まるサクランボ狩りを前に、観光客を受け入れる園地の作柄調査が行われました。
調査は南部町の名川観光さくらんぼ園振興会がサクランボ狩りシーズンに向けて行いました。
生産者のほか県や町の職員などおよそ20人が、法光寺地区にある「ベリーズ司園」から24か所の園地を順に回り、主力品種「佐藤錦」の実のつき具合を確かめました。
去年は6月上旬の低温や濃霧の影響で、サクランボの実が割れる被害が相次ぎました。
ことしは4月の低温などが影響して、開花は去年より1週間ほど遅くなり、授粉が思うように進まないことも重なって、実の数はいつもの年よりやや少なめでした。
園地によるばらつきも少なく、ここまでの生育はおおむね順調で、平年並みの収量は見込めそうです。
★名川観光さくらんぼ園振興会 工藤司会長
「平年より若干少なめですけれど、ほぼ平年並みです」
「おいしいねと言われるようなサクランボづくりをめざしていきたいと思います」
南部町のサクランボ狩りは今月20日から始まります。